【書籍】『ほんとうの道徳』
苫野一徳さんの『ほんとうの道徳』(トランスビュー)の紹介です。
「道徳教育」において、何を学ぶのか・どう学ぶのかについて哲学者でもある著者が提言する一冊。
特定の「正しさ」を「教える」のではなく、「相互承認」の態度に基づく「市民教育」がなされるべきである。
「市民教育」とは何か。「相互承認」とはどのような態度かを分かりやすく説明した本です。そして、実践例についても具体的に提言されています。
子どもたちに「相互承認」の空間を体験してもらうこと、そこから自分自身も「相互承認」の態度を身につけていくことが重要ではないかと考えさせてくれる一冊です。
そして何より子どもたちを取り巻く大人こそが「正しさ」に固執するのではなく「相互承認」の態度を持って人に接する姿を見せることが重要なのではないかと思わせてくれる一冊です。
投稿者プロフィール
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日本のどこかで特別支援学校の先生をしています。
役立つサイトや教材、書籍の情報を発信していきます
よろしくお願いします。
2019 ICT夢コンテスト 優良賞受賞
『実践障害児教育』掲載
『日経パソコン』 特別冊子「教育とICT」掲載
『特別支援教育の実践情報』掲載
『withコロナ時代の特別支援教育』掲載等
このホームページが『日本教育新聞』で紹介されました。
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