【スライド教材:恋の話をしよう】人を好きになる気持ちを大切にしよう
「こころとからだ」の授業で行った「人を好きになる気持ち」や「相手を大切に思うこと」の大切さについて子どもたちと話し合う授業のスライド教材です。
この授業では、男子生徒だけの課題別グループを編成して授業を行いました。また、教員も男性教員のみで授業を行いました。
この授業の前の授業では、思春期の「体の成長(体毛が生える、筋肉がつきやすくなるなど)」や「心の変化(反抗期など)」について学習し、自分にとって他の人との心理的距離(男の先生と女の先生なら話しやすさは違うかなど)について考えました。まずは、その振り返りから始め、みんなそれぞれに成長のスピードも心理的な距離の感じ方も違ったこと、違うことが当たり前であることを確認しました。
そこから、「恋話をしよう」と展開しました。これまで誰かを好きになったことがあるかや、その時どうだったかを話し合いました。この内容に入る前に「男だけの秘密やで!!」と場の設定をしました。そして、教員が率先して自分の経験を赤裸々に話すようにしました。秘密にしてもらえる安心感と秘密を共有するワクワク感、そして恋の話をすることは恥ずかしいことではないという環境づくりを意識しました。
その上で皆の経験(未経験もOK)を出し合い、「人を好きになる気持ち」って変じゃないよ、大切にしたいねという話をしました。
その後、自分の「好きな気持ち」を大切にする一方で、「相手の気持ちも大切にしなければいけない」という話もしました。自分が好きでもフラれることもあることや、それでも押し通そうとすれば犯罪(ストーカーなど)になることを具体的に説明しました。教員が実際に失恋した際の経験や気持ち、切り替え方なども話しました。また、触れたい近づきたいという気持ちがあっても相手が嫌がってしまえば犯罪(痴漢など)であることを伝えました。
お互いの気持ち(同意)が大切であることを伝えました。
その後は、教員も一緒になって理想のデートなどについて話合います。
授業の最後は複数のアロマオイルの中から人気投票を行い、1番人気の香りをディフューザーに入れて、マットに横になってリラクゼーションを行いました。希望者には教員が簡単なマッサージをしたりしてもいいかもしれません。
思春期の子どもたちと人を好きになる気持ちの大切さについて話しあうスライド教材です。
自分の好きな気持ちを大切にしながら、相手の気持ちも大切であることを伝えるための教材です。
keynote版です。Mac・iPhone・iPadの方はこちら。
思春期の子どもたちと人を好きになる気持ちの大切さについて話しあうスライド教材です。
自分の好きな気持ちを大切にしながら、相手の気持ちも大切であることを伝えるための教材です。
パワーポイント版です。Windowsの方はこちら。
なかなか「恋バナ」をする機会のない子どもたちにとっては、自分と同じような気持ちを友だちが持っていることを知ること、それが変なことではなく大切なことだと知れること、まだ初恋をしていない子どもに将来こんな気持ちを持つ日が来るかもしれないことを肯定的に伝えることが重要だと考えて実施しました。
大人がまず率先して自分の経験を話すことが大切だと感じた実践です。
投稿者プロフィール
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日本のどこかで特別支援学校の先生をしています。
役立つサイトや教材、書籍の情報を発信していきます
よろしくお願いします。
2019 ICT夢コンテスト 優良賞受賞
『実践障害児教育』掲載
『日経パソコン』 特別冊子「教育とICT」掲載
『特別支援教育の実践情報』掲載
『withコロナ時代の特別支援教育』掲載等
このホームページが『日本教育新聞』で紹介されました。
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