【スライド教材】俳写（俳句＋写真）を作ろう

2021/12/10

iPadの基本アプリ写真とkeynoteを使って、「俳写」作品を作った授業の紹介です。

「俳写」って？・・・写真から連想される俳句を作り、写真と俳句を組み合わせたアート作品です。

【作品例】＊各作品の著作権はそれぞれの作者に帰属します。

授業の進め方は↓

０、俳句に関する基礎知識（５・７・５や季語など）の学習

１、季節の言葉をできるだけたくさん書き出そう。

　季節の言葉を例えば「秋といえば」や「秋の食べ物といえば」といったお題に従ってできるだけたくさん書き出しておきます。その際、それぞれの言葉の文字数（音数）を整理しておくと後の俳句作りが楽になります。

２、写真を撮りに行こう

iPadを1人一台配布し、カメラ機能を使って校内で好きな写真を撮ってくる。写真を撮りに行く前に、カメラ機能の基本的な使い方やアップやワイドによる印象の違いを確認しました。

３、写真を見ながら俳句を作ろう

撮ってきた写真に俳句をつけていきます。keynoteに写真を挿入し、テキストボックスを3つ挿入して俳句を作っていきます。＊それぞれのテキストボックスに５音・７音・５音を書くようにします。

文字数の制限に注意しながら言葉を選ぶ・言い換えることで語彙力が高まるかと思います。

４、俳句と写真を合体させよう

写真と俳句の配置や、俳句の文字の書体や大きさ色を工夫して作品を仕上げます。また発表に備えてアニメーション機能も設定しておきます。

５、俳句を紹介し合おう

iPadをTVモニターに接続し、作品を紹介し合います。皆の前で発表するのが苦手な生徒はライブビデオと画面録画を組み合わせて事前に発表動画を作っておくのもいいかと思います。

これを季節ごとに行なって、一人ひとりの作品集にまとめると面白いと思います。

投稿者プロフィール

ダッシュニン特別支援学校　教員

日本のどこかで特別支援学校の先生をしています。
役立つサイトや教材、書籍の情報を発信していきます
よろしくお願いします。

2019　ICT夢コンテスト　優良賞受賞
『実践障害児教育』掲載
『日経パソコン』　特別冊子「教育とICT」掲載
『特別支援教育の実践情報』掲載
『withコロナ時代の特別支援教育』掲載等

このホームページが『日本教育新聞』で紹介されました。